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2018.04.01

本のまち フランス・ベシュレル

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さて、いよいよフランスにある”本の町”ベシュレルをご紹介しましょう。


フランス語学習者にとっては、ベシュレルといえば、およそすべての動詞の活用が掲載されている本のことですね。(Bescherelle)。しかし、本好きな人にとっては、Béchelelというつづりの、ブリュターニュにある小さな町のことになります。

https://becherel.com/

訪問したのは2017年9月。夏の観光シーズンも終わり、もうすでに肌寒い季節でした。


ところでまちおこしに「本」を活用した町としては、イギリスのヘイ・オン・ワイHay-On-Wyeが有名です。

ベシュレルはそのフランス版。本の町としてはフランスでは初めて、そしてヨーロッパではイギリスのヘイ・オン・ワイ、そしてベルギーのレデュに次いで3番目、とのこと。
ついでにオランダにも本の町ブレデフォールトがありますがその訪問記は別の機会にご紹介しましょう。


さて、パリ、モンパルナス駅から、新幹線TGVで約1時間半でレンヌ、レンヌから約40KMのところに位置するベシュレルは、中世から続く、人口約700人の小さなまちです。ブリュターニュ地方でも、最も小さい自治体コミューンの一つです。大きさ的には町というより村ですね。


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古書を扱う本屋さんが12店舗、そのほかにギャラリーやアトリエが石畳の町に点在しています。


公式には1988年から本のまちとして紹介され始めました。


町の入り口にある新しくできた近代的な建物には、観光案内所があります。

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せっかくベシュレルを訪れるのでしたら、イースターに開催される「本祭り」などのイベントの時や、ほぼ毎月第一日曜日に開催される本の市に合わせて訪問の日程を組むのがいいかもしれません。


さて、せっかくブリュターニュに行くのですから、旅の楽しみである”食”も忘れずに。
ブリュターニュといえば、そば粉でできたガレット。

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小麦粉でつくるクレープのようなものなのですが、そば粉なので黒っぽい生地となります。

ベシュレルにある唯一のクレープ屋さんでいただきました。

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町なかは、端から端まで10分もあれば歩けてしまう大きさです。
でも本屋さんに立ち寄りながら、半日くらい滞在しました。


ベシュレルはレンヌからバスで行くことになりますが、このバスに乗るのは一苦労。
レンヌの駅前から出ていないので、初めてだとすこし難しいです。


でも観光としてはレンヌのほうが有名なので、ベシュレルとセットで訪問するのがおすすめ。

レンヌは、フランス第2の大きさを誇る土曜市や木組みの家々など、独特の雰囲気がとても美しい街です。

パリからは日帰りで旅行できますが、宿泊すればもっとゆっくり楽しめます。
ついでにレンヌはモンサンミッシェルへのバスが出ています。


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