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2017.03.12

DMOとDMCの定義

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DMO、DMCの定義について、今回はコンベンション・インダストリー・カウンシル(CIC)による定義を見てみることにしましょう。


CICはアメリカ・バージニア州に本部を置く、会議、コンベンション、展示会の専門家を代表する組織団体です。その設立は1949年と古く、今でこそ日本では「MICE」(会議、報奨旅行、コンベンション、展示会・イベント)という言葉が知られるようになりましたが、ミーティングビジネス自体は、すでに70年の歴史があるわけです。


CICでは、Certified Meeting Professional (CMP) という、ミーティングビジネス業界でこれを知らなかったらもぐりともいえるほど有名な資格を認定しています。CMPは会議、コンベンション、展示会のプロフェッショナルであることの証です。


CMPの認定は、業務で普段からミーティングビジネスに携わる人にとっても難しい試験をパスしなければならず、そのための講習会も開催されています。


そのCMP取得のための講習会の教科書が手元にあります。


その一つに業界用語集があり、DMOとDMCが掲載されていますのでご紹介しましょう。


Destination Management Company (DMC):

地域に関する知識や見解、資源を有し、専門的なサービスを提供する会社。イベントや、アクティビティ、ツアー、輸送、ロジスティクスのプログラムのデザインや実践などを専門的に行う。


Destination Marketing Organisation(DMO):

観光・旅行を通じて、地域社会の経済的発展を促進する、法人組織または非営利団体、地方自治体等の組織のこと。(後略)

Convention Industry council
Industry Glossary
2016 Edition より

この定義はとてもシンプルでわかりやすいです。


DMCは、会議やイベントで必要となる様々な要素をアレンジする会社です。それだけで、自ずと、地域そのものの経済発展を目指そうとする団体とは、その目的で一線を画します。


通常は、DMOとDMCが役割分担をしてデスティネーションの強みを形成します。


ただし、DMOの中には自らDMCの機能を持つ組織も時々あります。

例えば世界の経済を語り合うダボス会議が開催されることで有名な、スイスのダボスにあるコンベンションビューローは(DMOといってもいいです)自らダボス会議をアレンジしています。


DMOが経済的に自立しようとしたら、デスティネーションとしての特性にもよりますが、DMOを機能として持つことはにありうるかもしれませんね。

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