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2012.01.22

論文管理ソフト メンデレー

みなさま こんばんは。

研究活動を本格的に再開したことを機に、
いまさらですがMS-WORDを新しいバージョンに切り替えました。
メニューバーが違うので、これまでのショートカットと違うため、
慣れるまではちょっと大変です。

もう一つ、すでに導入をしていたものの非常に便利な武器を
やっと本格的に使い始めました。

それが、論文管理ソフト

Mendeley メンデレー
http://www.mendeley.com/

です。


論文を執筆していますと、参考文献の管理や索引の制作が
非常にめんどくさくなってきます。PDFファイルもたまってきます。

日ごろきちんとデータベース化されている方なら
そんなことないよ、とのことかもしれませんが(苦笑)、
PDFの論文もたまってくると、コピーを整理するだけでも大変です。


論文管理といえば、
 EndNote
というソフトが定番とされていますが、週末研究者にはとても高く手が出ません。
(ウィンドウズ版で52,290円(税込))

Mendeley メンデレー

はクラウドでも動くので、外出先からも自分でもっているすべての論文が
参照できます。


無料です。


無料で大丈夫か、とも思いましたが、
そもそも論文自体がいざとなれば再度手に入るものですし、
割り切ってしまいました。世界中の研究者にすでに使われてもいますし
一研究者が心配しても仕方ありません。
(もちろんインストールの際にはご自身の責任でお願いします!)


主な特徴は以下のとおりです。

・参考文献リストがいろいろなフォーマットで簡単に作成できる。
・PDFを読み込むと自動的に(なぜでしょう?)タイトルや著者などがリストかされる。

・取り込んだPDFはプレビューできますし、メモをつけたり、アンダーラインをひいたりできる。
・MSワードと連動でき、自動的に参照もできる。
・クラウドにアップして同期を取ることができる。ウェブ上ではPCのデスクトップと全く同じ
ものがみられますし、スマホで見ることも可能です。


などなど、とても便利です。


「論文管理ソフト」などで検索されると参考になるブログがいろいろと出てきます。
たとえばこちら。

http://acguy.info/mendeley
http://www.authority-site.com/2010/07/webservice/mendeley.html
http://current.ndl.go.jp/node/19037


残念ながら日本語版はまだないのですが、日本語の文献の管理はできます。
ぜひみなさまも試してみてください!


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2012.01.01

観光研究のスタンス

新しい年が始まりました。

昨年は震災の関係で仕事が大変になり、研究活動も一時期中断せざるを
えませんでした。

1年というのは人間が勝手に決めたものではありますが、
だからこそこれを区切りに、新しい気持ちでいろいろなことに
取り組んでいきたいです。


今日の新聞に朝日賞の受賞者が掲載され、その中に、
社会学者の上野千鶴子さんのコメントがありました。
女性学、フェニミズムというジャンルを切り開いてきた
かたですね。

「理論と実践は車の両輪。女性学はフェニミズムという運動の
理論的武器であります」

というコメントがありました。
これは観光研究にもそのままあてはまるのではないかと思います。
観光の実務に身を置いていますと、実践を後押しする観光の理論が
まだまだ薄いことを実感します。まさしくそのことが研究活動を始める
きっかけでもあったのですけれど。


最近、昨年亡くなられた梅棹先生の文章を改めて読んでいるのですが、

 「行為と妄想」(1997年、日本経済新聞社)

にはこう書かれています。


行為のまえには、かならず情熱的な夢が先行しているのである。その種の
イマジネーションにもとづく情熱がなければ、ことははじまらない。
しかし夢を実現し、結果をみのりあるものとするためには、緻密で細心な
実務処理能力が必要なのである。研究者には実務処理が苦手というひとがすくなくない。
実務的な仕事はひとに押しつけておいて、自分は優雅に研究三昧の生活を
おくろうというのである。・・・・(中略)・・研究はそれ自体が「行為」であり、それはつねに
「妄想」から発するのである。


この実務処理能力の必要性は、ビジネスの世界でもまったく同じです。
どんなにいいことを言っても、実務能力がなければ、それが実現しません。
つまり、関係者を特定し、人と議論をし、説得し、根回する。
そうして初めて合意が形成されて、ものごとがすすみ、「夢」が
実現します。
そしてグローバルな時代、このことは、けして日本だけの
特殊なことではないような気がします。

ーーー


観光研究は、理論と実践を両輪ですすめる。
観光の意味と有用性が理解され、その意義が世の中に広まる
ことをねがい、今年も、実務と研究活動を続けていきたいと思います。

本年もよろしくおねがいいたいます。


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