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2010.06.13

着地型観光の実践的マーケティング戦略(4)販売・流通

先日、ある方とお話しをしていましたら、
今の着地型観光の現状と問題点をおよそ30秒で
簡潔明瞭に説明されていて、ドキッとしました。


”地域にいってアドバイスっていっているけど、
地域の人集めて「宝探し」やって、
着地型観光つくって、結局売れなくて、
大手旅行会社に売り込みにいこう、
なんてこと、やってません??”


先日、JICAの事業で、中南米のかたがたの前で、エコツーリズムのビジネスについて
講義をしたときのこと。
地域で苦労してエコツーリズムをやっても、ぜんぜん売れなくて、
売れたとしても、儲かるのは旅行会社だけじゃないの?
どうすればいいの??


地域が主体となって進めるツーリズム=着地型観光が全国各地で
すすめられているのですが、せっかく苦労してすすめたのに
いざ販売してもぜんぜん売れない、つまり肝心の観光客がぜんぜん来ない、
という事態に直面しているところも多いと聞きます。


せっかくいいのものをつくったのに、なぜ売れないんだろう。。。


実はそういう疑問って、ものづくり、メーカーの方々にとっては、
当たり前のことですよね。

ここで改めて気をつけることは2つあります。

ひとつは、本当に「いいもの」になっているかどうか。
ふたつめは、その「いいもの」がお客様に知られているのかどうか、

ということです。

冒頭の「よくある」ワークショップでは、上記の2点を忘れがちです。


つまり、地域の宝探しをした後、観光客にとって、「いいもの」に磨く「商品化」作業、
そして、それらを観光客にどうやって届けるか、という「流通」の構築。


ようするにそれらの取組がトータルでマーケティング戦略になるのですが、
今までの地域活性化のコンサルティングは、マーケティング視点が
忘れられることが多いように思います。


とくに「観光による地域活性化」=観光まちづくりを目指した場合、
観光、つまり人がきて何ぼ、ということです。
人が来る前に、地域で苦労してワークショップやっておわってしまったら
その苦労は水の泡。

ひとがきてなんぼの観光まちづくり


みなさんの地域の観光まちづくりは、
人をどうやって呼ぶか、ということまで
考えていますよね。

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