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2010.01.03

着地型観光の実践的マーケティング戦略(3)ターゲットの決め方

前回はターゲットを決める重要性についてお話しました。

それでは具体的にどのようなターゲットが想定されるのでしょうか、
具体例を見てみましょう。

着地型観光の成功事例で一番有名なのが


南信州観光公社
http://www.mstb.jp/


でしょう。


平成13年、いまから9年前に営業を開始した南信州観光公社は
体験型観光を、学校へ売り込むことから始まったとされています。

今でもほとんどが団体への体験型観光プログラムの提供が
メインの事業となっているようです。


富士山のふもとにある、ある自然学校も最初は学生団体を
メインのターゲットとしたそうです。
創業期には知名度もない中、苦労して旅行会社をまわり、
大手旅行会社からの仕事も入るようになったとのこと。


ある程度、団体が入るようになれば、
スタッフや施設の費用など、固定費がまかなえるようになります。

そうして、個人のお客様向けのプログラムを販売するようになり
いまでは自然学校のブランドにまでなっています。


一方で、最初から個人のお客様をターゲットとした
着地型観光となると、母体となる事業がないと
なかなか難しいようです。


個人のお客様も受けるけれど、収入源としては
団体もうけている、という事例はいくつかあります。


日本の観光スタイルは、季節波動が大きく、いわゆる
いいシーズン以外に、常勤のスタッフを雇用するような
規模にまで成長するにはなかなか難しいみちのりとなるようです。


逆に言えば、中小規模の会社が、観光サービスを提供するには
あっているともいえます。

これは世界的にみれば、そのような潮流になっており、
アントレプレナーシップ(起業家精神)などが求められる
こととなります。

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