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2009.08.29

着地型観光の社会的ミッション

いきなりではありますが、


 着地型観光の社会的使命


とはなんでしょう。
そもそも何のために着地型観光を行うのでしょうか。

まずは


 地域活性化のため、観光まちづくりのため、


という考え方。


これは当然ですね。地域のためということなしに、着地型観光はありえません。
これまでの「発地型」を排除するんだ、旅行会社なんて不要なんだ、という先鋭的な意見も時々見られます。

では、他にミッションはないのでしょうか。

最近、

着地型観光を一所懸命進めているが、お客様がさっぱり来ない、
来るのは観光学者だけ(苦笑)。

という声を地域で聞きます。


おかしな話ですね。観光客もいないのに、着地型観光とは。
観光というのは、旅行客がその地域を訪れて初めて観光が成り立つのではないかと思うのです。
(なぜこんな当たり前のことを書くかといえば、以前ある学会で発表をしたとき、観光は観光客がいなても成立する=研究の対象となりうる、といった学者がいました。あまりにおくが深くていまだにその真意は私には理解できないのですが)


であれば、着地型観光は、やっぱり、旅行者のため、なのではないでしょうか。


地域のためでもあり、旅行客のためでもある。


そういうことではないでしょうか。


今は、

  地域のため>旅行者のため


という図式になっているような気がしてなりません。


  地域のため、という気持ちが強すぎることと、そこから提供される
着地型観光のサービスがいいものになる、ということは、必ずしも
パラレルではありません。


どんなにいい商品を作っても、売れなければ意味がない、
売れる、ということはお客様に求められたということの結果です。


マーケティングの発想が必要ですね。


そう、着地型観光に今求められるのは、マーケティングなのです。

市場を創造する、顧客を創造すること、マーケティングを、着地型観光に
取り入れたい。


でもけして、マスマーケティング、ではありません。
何億円もかけて宣伝をすることではありません。


地域の経営資源をよく理解して、ぜひそれを活かしたマーケティングをしたいです。

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難しい仕事

仕事がうまくいかない日があります。

人間関係がうまくいかないと、私にとってはかなりのストレス。

けしてこちらは相手のことが嫌いだったり、信用していないわけではないのに。

仕事と人格は別のもの。

あくまで仕事についての話がしたいのに。

人の非難が始まってしまうと、とってもつらい。

人の非難なんかなしないでよ、と思うのですが、

そう思う自分も、そうやって人を非難していることにならないだろうか。

また、何か言えば、どんなことをいっても非難されるような状態、
そういうときは、何も言いたくない。


でも、そう思って反論しないでいると、こちらの考えも伝わらない。


仕事をうまくやろうよ、と思っているだけなのですが。


ビジネスって難しい。。。

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2009.08.21

着地型観光2.0

2005年に国土交通省が「着地型旅行商品」という用語を初めて用いてから今年で5年目。

「着地型」という言い方がおかしい、という、あまり意味のない批判や、流通が問題でやはり発地の旅行会社が販売すべきだ、とか先祖がえりのような議論など、どうやらひととおり意見が出尽くした感があります。

私の関心はひとつ、


  どうしたら観光の新しいニーズに着地型観光がこたえることができるのか


ということに尽きます。

続きを読む "着地型観光2.0"

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2009.08.03

お勧め本:イノベーションの神話

まえがきというものは、失敗に終わった初デートのようになってしまうことがしばしばあります。

・・・

今回ご紹介する

 「イノベーションの神話」
 Scott Berkun (著), オライリー・ジャパン 1800円+税

はこんな書き出しから始まります。

イノベーションにはいろいろな神話が語られます。

いわく、

 イノベーションはひらめき

 イノベーションを生み出す方法が存在する

 人は新しいアイデアを好む


などなど。

これらの神話を洗い出し、なぜそのようなことが言われるようになったのか、
そういったことをいろいろな資料からわかりやすく解説しています。


私が一番気に入ったのは

 解決策こそが重要である

という章で、その中に以下のようなエピソードが紹介されています。

アインシュタインも「問題を20日で解決しなければならないとしたら、私は19日かけてその問題を定義する」と述べています。

問題、というのは、しばしば解決策よりも重視されていたもの、とのこと。


たしかに、ものごとは、問題がわかれば、ほとんど解けたようなもの。
大事なことは、問題が何なのかを認識すること。


なかなか解決できないことは、問題の設定があやまっている、ということが
よくあります。


全編、非常に示唆に富む話が満載の本です。


ーーー

冒頭の引用の理由は・・・・ネタバレはよくないですね。
ぜひ書籍をお手元にとってお確かめください!


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