« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »

2008.01.31

研究テーマ

最近、観光を勉強される方がとても増えているのを実感します。あまりの偶然なのですが、卒論を書くときにネットで検索してこのブログやサイトをみました、というかたに時々お会いします。
ほんとうに世の中狭くなったものです。

そんな方とお話しすると、卒業論文のテーマをどうしようか、と悩んでいる方が多いとのことです。
そういえば私もかなり悩んだことを思い出します。ずいぶん昔の話ですが。

先生やいろいろな人に相談するのですが、最後決めるのは自分ですからね。
やりたいことをやればいい、というのは、一見ありがたいアドバイスですが、やりたいことが決まっても、すでにそれは研究されていたり、あるいはテーマ設定自体が論文にはならなかったりして、やはり適切なアドバイス、というのは大事だなと感じています。

でも観光の現場にいると、逆に日々課題だらけです。
答えを見つけようと、過去の観光研究を見ても、参考になるものはあまりありません。

観光は日々変わっています。今日の現場では明日には違ったことが起きていたりします。
その底流に流れるものをうまくつかめればいいのですが、そのヒントが研究によって明らかになればいいのにと思います。

テーマに煮詰まったときは、どうするか。

私は観光のマーケティングは難しくないと思っています。難しいと感じてしまうとき、それは、なにやら旅行客がどこか違う世界の人のように議論してしまっているときのことが多いです。
観光客って何を求めているんだろう、でも、観光客って、すぐに自分がなれるんです。つまり自分が観光に行ったとき感じたことが、そのまま観光の課題に直結します。

現地に行ったら、案内がなくて不便だった、ガイドブックなしに行ったらどこにもいけなくなった、おいしいレストランの情報って、現地にいくと意外に手に入らない、気のきいたお土産がなかなかみつからないけれど、この流通ってどうなっているんだろう、観光客の捨てるごみって、住民のごみとどう区別され誰がお金を負担しているんだろう、平日の宿ってすいているけど、ほんとうに儲かっているのだろうか、宿の自動販売機のジュースはなぜ150円もするのだろう、添乗員さんって夜遅くまではたらいるけれどどういう労働契約なのだろう、旅行業界のキャリアパスって、人材開発って何だろう、他の国ではどうなっているんだろう、農産物のブランドって観光に結びつかないのだろうか、外国にもパッケージツアーってあるのだろうか、それは日本と同違うんだろう、EUの観光政策はどうなっているんだろう、東アジア経済圏ができたとき、EUとどこが同じでどこが違うのだろう、中山間地域において観光を展開すると、本当に経済効果が生まれて地域が活性化するのだろうか、そもそも地域が活性化する、というのはどういう状態なのだろう、宇宙旅行は今どういう現状なのだろう、宇宙旅行と同じようなカテゴリーのツアーってどういうものなのだろう、などなど。。。

自分で研究してみたいものだけでも、これ以外にもたくさんあります。

それと、ぜひ tourism study、 tourism researchとか、英語でも検索してみてください。
日本と違って膨大な研究動向が入手できますよ。

もしお困りの方がいらっしゃれば、ぜひ私でよろしければお声掛けください。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.06

自発性の尊重 3Mのウィリアム・マックナイトのビジネス哲学

3Mという会社は、イノベーションを生み出す会社として有名です。
そのなかでも、いまでも3Mのビジネス哲学となっている有名なものに、

 マネジメントは、権限を委譲し、権限を委譲した社員が自発性を育てるよう励ますこと、

というのがあります。
これは3Mのジェネラルマネージャーだったウィリアム・マックナイトが1948年の講演で述べたものです。

3Mのウィリアム・マックナイト

上記のリンクはanswer.comのものです。

 では、そんなに任せっぱなしにして、ミスを起こしたらどうするのか、という心配がありますが、マックナイトはこうも言っています。

続きを読む "自発性の尊重 3Mのウィリアム・マックナイトのビジネス哲学"

| コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »