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2007.07.28

太興燒味餐廳の焼味飯(シュウ・メイ・ファン)

焼味飯(焼肉=ロースト・ポーク(皮付き))
油菜と名物ミルクティーのセットで42香港ドル

銅鑼湾の太興燒味餐廳に行きました。このお店はチェーン店で家の近くにもあります。
ローストご飯は香港の代表的な定食の一つ。ご飯の上に肉がのっていて汁がかかっている、という単純なものです。

Img_0746

肉にはいくつか種類があり、とりや豚など選べるようになっています。その一つ、「叉焼 (チャーシュー)」は日本の味とはかなり違い、 ハニー・ロースト・ポークと呼ばれ、香港独特の味です。肉を蜂蜜をつけて焼いているようで、香港に来たときにはどうも苦手でした。ところが一年たって慣れてきたのか、驚くことにときどき食べたくなってきます。

香港の週末のすごし方の一つとして、バーベキューをするのが人気です。一度職場の同僚と行きましたが、肉に蜂蜜をたっぷりつけて焼きます。焼肉のたれなどつけません。それがちょうど苦手なあの味だったので、ああ、蜂蜜を肉につけて焼くとあのような味になるのか、とはじめてわかりました。

今日はその、叉焼ではなくて、「焼肉=ロースト・ポーク(皮付き)」にチャレンジしました。
これは飲茶のメニューにあるのと一緒ですね。とってもおいしい!
皮がカリカリで中の肉は意外にさっぱりしています。

でも米が独特。ちょっと種類はわかりませんが、おいしい日本米と一緒に食べたらさぞおいしいのでは、と思います。


もうひとつ、このお店の名物はミルクティーです。
Img_0743

もともとミルクティーは13ドル、でも焼味飯に3ドルプラスで野菜とミルクティーがついてきます。妙に安いです。

さてこのミルクティー。アイスミルクティーの場合、氷が中に入っているのではなく、そとから冷やします。
氷がとけて薄まるのを防ぐため、さらに氷を置いて、そこにカップを置きます。手が込んでいます。
そのおかげで最初から最後まで「原汁原味」とのこと。テーブルのメニューに書いてありました。

気軽で手軽なメニューなのでしょう、お店には若い女性一人できている人もいました。

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2007.07.27

地球温暖化とツーリズム

気候変動、地球温暖化は現代社会に欠かせないトピックとなりましたが、ツーリズム、観光研究分野においても、持続可能な観光の研究から発展して、ツーリズムと生物多様性の研究と並んで、近年盛んに研究されるようになっています。

その名も、「第一回気候変動とツーリズムに関する国際会議」という会議が、2003年4月にチュニジア最大のリゾート地ジェルバ島で開催されました。
1st International Conference on Climate Change and Tourism
http://www.world-tourism.org/sustainable/climate/brochure.htm

「ジェルバ宣言」として、今後UNWTOのもとに今後気候変動とツーリズムに関して研究をつづけ、持続可能な社会の実現に向けて、この分野への関心を高める努力をしていく、ということがうたわれました。

ツーリズムには自然資源が欠かせません。また気温に変化があれば観光行動のパタンも変わってくるでしょう。一方で、ツーリズムは消費活動でもあり、自ら地球温暖化の原因になる要素も持っています。

第1回会議では、そのあたりの基本的な考え方が整理されました。

そしてつい最近、第2回会議が今年の10月にダボスで開催されることが発表されました。

産業界ではこの分野においては、航空会社、ホテルはもちろんのこと、旅行会社としてはTUIの取り組みが進んでいます。もちろん彼らは自ら航空機を所有しているから、ということもありますが。

今後、日本の観光産業においても積極的な取り組みがもとめられることでしょう。

次回の会議はなんらかしらの方法で、会議に参加できないものかと思っています。


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2007.07.23

黄油蟹の季節

黄油蟹をご存知でしょうか。
最近でこそ日本にも輸入されていますが、世界でもほとんど香港でしか食べられない、しかも7月から8月、あるいは7月の中旬の2週間しか食べられないとも言われています。
そう、今がちょうどそのシーズンです。

黄油蟹は蟹の種類の名前ではありません。ガザミの一種のようです。夏、産卵期を迎えるメスの蟹が浅瀬にすみ、太陽を浴びて卵がクリーム状になって全身に回り、肉が黄色と赤の間の色になります。
片手手のひら大で1ぱい6~7千円くらいしますので、けして安いものではありませんが、味は蟹味噌的に甘く、かにみそ好きな人にはきっとこたえられない味でしょう。

今日、それを試しに食べてみました。

上海がにとはまたぜんぜん違った味がします。ガザミですから、もちろん大きさにもよりますが、上海蟹よりも肉も卵も多く、食べ応えがあります。
なんといっても、この時期にしか食べられない、ということでありがたみがちがいます。

高級毛がにとどちらがおいしいか、といわれれば、肉の繊細さをたのしむなら、毛がにのほうがおいしいでしょうけれど、黄油蟹のおいしさは他の蟹ではまったく味わえません。

黄油蟹のみそでつくったショウロンポウも定番料理です。
中の肉は黄色。ほんとうにおいしい。

ぜひ夏のバーゲンとあわせて楽しんでみてください。

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2007.07.18

「糖朝」のマンゴプリン

マンゴプリンは香港の有名なデザートです。

私は香港に来るまで、マンゴプリンを食べたことがありませんでした。ましてや香港がマンゴプリンで有名であることも知りませんでした。

なので、昨年初めてマンゴプリンを食べたときには、あまりおいしいと思いませんでした。
それなのに、なぜそんなにマンゴプリンが有名なのだろう。名物にうまいものなし?

実はそうではないのです。

マンゴプリンの味は、当然マンゴの味によります。
マンゴの味はどうやらいろいろのようなのです。

夏がちょうどマンゴの季節です。
香港では一個30円くらいから売られています。しかしその味はといえば、甘いものからすっぱいものまで、本当にいろいろ。聞けば、マンゴは数千種類もあるとのこと。

なので、香港にあまたあるマンゴプリンですが、おいしいものとそうでないものが当然あるわけです。

そして、ネットでマンゴプリンを検索すると、かくも多くのホームページがヒットします。
ではどれが一番か、という興味になってくるわけですが、日本にも進出した「糖朝」のマンゴプリンはその一角に入るといわれています。

それをたしかめるべく、久しぶりに「糖朝」に行ってきました。

最近店が新しくなったのですが、特筆すべきは、一人客でも気軽に利用できるカウンター席ができたことです。

マンゴプリン HK$18 約300円

でも払ったお金は22ドル。4ドルは何かというとお茶代です。これは頼まなくてもかかります。
レストランではいつも自動的にかかってくる10%のサービス料は入っていませんでした。

味は、といえば、やっぱりおいしかったです。

プリンの中に入っているマンゴは甘く、すっぱさはほとんどありません。数も多い。
プリンの脇にマンゴのひときれが添えてあり、贅沢にマンゴを使っていることをアピールしています。

おかげさまでもうすぐ香港赴任1年を迎えます。


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2007.07.12

香港における日本文化の浸透度

香港に来て驚いたことに一つに、日本の文化がこんなにも浸透しているのかということがあります。

アニメ、芸能もさることながら、とくに食べ物について、回転寿司をはじめとして日本食レストランはいろいろなところにありますし、スーパーには日本のお菓子がいろいろと輸入されています。

それを裏付けるデータを偶然発見しました。
すこし古いデータですが、日本の農産物の輸出状況です。


日本の農林水産物の主要国・地域別輸出実績(2002財務省貿易統計)   より
福井県香港事務所のサイトからの引用です。

1位 アメリカ 710億円(2002)(人口28830万人)    
2位 香港 610億円(2002)(人口670万人)    
3位 台湾 490億円(2002)(人口2240万人)    
4位 大韓民国 410億円(2002)(人口4730万人)    
5位 中国 290億円(2002)(人口127110万人)    
6位 EU 200億円(2002)(人口37640万人)
7位 タイ 130億円(2002)(人口6290万人)    
8位 シンガポール  120億円(2002)(人口410万人)

金額ベースでなんと香港が2位、人口一人当たりにしたら9100円でダントツで一位です。
最近のデータは別途調べてみたいと思います。

これはインバウンド政策とも必ず関係していきます。
文化の浸透度が旅行動機に結びついてくるからです。

日本文化の浸透度は消費者の認知度に影響をします。
さらにミクロレベルで想像力を豊かにすれば、TV番組や雑誌の記者、編集者、インセンティブツアーの意思決定者などにも影響を与えることが想像できます。


これらのことから、インバウンド政策は、観光政策関係だけでなく、農林水産業の発展も含めた総合的な政策、「戦略的インバウンド政策」が必要だということが、仮説としてたてられるでしょう。

消費者選択のタッチポイントから、実際日本にきてからの消費活動まで、長い長い長いサプライチェーン、消費者から見れば観光行動に伴うディマンドチェーンをどのくらい想像力豊かに発想できるか、そしてそれをマネジメントをするか。

ここでは概念的なことのみ書きましたが、具体的には、各地のもつ強みに合わせて立案していくことが大事ではないかと思います。


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