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2004.07.28

「観光学」があぶない

今日経新聞の朝刊に、日本の観光戦略という記事が掲載されています。また、先日社説にも観光政策の重要性について掲載されました。
観光の政策議論が非常に活発になってきました。

ところがひとつ不思議なことがあります。
この議論に、いわゆる「観光学者」がほとんど登場していないことです。観光研究者は登場しています。しかし、観光学を提唱している学者は、観光業界(の一部)で名が売れていても、一般的な場にはほとんど出てきません。

これはなぜでしょう。
私はこれから「観光学者受難の季節」だと考えています。つまり観光に一般世間が興味のなかったころには、あまり競争も厳しくなく、「観光学」の世界に閉じこもっていれば安泰でした。しかし、観光への興味が高まるにつれ、競争が激化してきます。優秀な研究者も観光に興味を持つことでしょう。
おそらく今の「観光学」が、およそ学問体系も貧弱なことがすぐにばれてしまうでしょう。

結果として、観光研究は一時期混乱はするでしょうが、しかし、競争環境は、観光研究のレベルアップにかならず貢献することと思っています。

今後予想される荒波は歓迎すべきものだと思いたいものです。

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2004.07.16

観光研究を学ぶには

かねてから観光研究ができる大学には興味を持っていました。
外国で観光研究の学科を持っている大学を探すことは非常に簡単です。
どこの大学がいいか迷うくらいあります。
5年以上前にウィーン経済大学を訪問したことがありますが、マザネック先生という有名な方がいる研究室で、観光分野の蔵書の多さに大変驚きました。
先日参加したAPTAでは、アジアにもたくさんの大学に観光研究をしているところがありました。中国も日本よりよほどすすんでいます。
日本でもようやく国立大学に観光学科が設置されるきざしがあるそうです。これまで私立大学にはいくつかありましたが、残念なのはAPTAでも、学科の存続があぶないところがいくつかささやかれていました。
今後のますますの発展を期待したものです。

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2004.07.11

APTA参加

7月4日から7日まで、佐世保市の長崎国際大学で、日本で初めての観光関連の国際学会(APTA:アジア太平洋観光学会)が開催されました。
ちょうどいい機会でもあったので、中央大学の九里先生との論文を応募してみたところ、無事審査が通り、発表の機会が与えられました。
国際学会への参加が初めてなら、英語の論文も初めてのことでしたが、なかなか貴重な体験でした。
大会にはアジアを中心に21カ国から180の論文が寄せられたとのこと。中国、台湾、韓国などが多かったように思います。
日本からも20名くらいが参加していたよう。会議はすべて英語。発表はポスターセッションでしたが、なんとかこなしました。
ディナーパーティーはハウステンボス内のホテルヨーロッパ。これはなかなか豪華で、国際会議という感じがしました。

論文の質は、高いもの低いものいろいろでしたが、英語ができないため、議論に加われなかったことが残念でした。
たかが英語、されど英語、です。

ハウステンボスの花火やミュージカルなども見て、初体験はほろ苦さを残しながら、まずまずの充実感を得て終わりました。


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