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2003.08.30

地域の活性化の実現性

私が関わっている山形県米沢市小野川温泉は、数十年前にある地域活性化プランが、地域コンサルティング会社によってつくられていました。
しかし、その後の経緯をみればプランどおりに事柄が進んでいなかったということになります。
プランを提案した側から見れば、提案どおりにすすまなかったから、活性化しなかったのは当然、ということになりましょう。
しかしそのプランとは、なになにがないからこれをつくりなさい、という論調なのです。

地域活性化プランの多くは、「欠乏症」にかかっているのではないでしょうか。

つまり、悪いところがどこどこで、ここにはこれがない、あれがない、だから、これを作りなさい、それをこう直しなさい、と。

私の「観光の創発理論」は、まずそこになにがあるか、を探します。そしてマーケティング戦略を取り入れながらそれを伸ばすことを考えます。
そのため、結果が早くでてそれを取り組みに迅速にフィードバックすることができます。
もちろん、向かっていくべき方向性、つまりビジョンは作りますが、それは「そこに何があるか」を探す過程で生まれてくるものです。
このような理論を体系づける作業をしているところです。

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2003.08.29

暑い一日

今日は親しい同僚が亡くなった。

なんで、もういないの?
なぜ、もう一緒に仕事ができないの?
いい会社にしようよ、もっといい仕事をしようよ、
まだこれからなのに。

明日は、今の部署がなくなる日。

来月からは新組織で忙しくなる。

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2003.08.27

官僚制

官僚制と聞くと、いまどきは批判の対象、というイメージがあります。
しかし沼上幹「組織戦略の考え方」(ちくま新書)によれば、官僚制は組織設計の基本であることを説いています。
たしかに官僚組織というと、ピラミッド型で意思決定の遅い組織、というふうにいわれますが、私の経験上、たしかに迅速な意思決定が成功している組織は、官僚制がきっちり機能していました。

沼上は、官僚制は創造性・戦略性を支える足腰であり、組織設計の基本中の基本だと指摘しています。
なるほどその場合には、劇的な環境変化にすばやく対応できる能力を持つことができる、というのは、実感としてあります。

逆に言えば、こういうのってなかなか現状と比較検討しにいのかもしれません。
でなくては、こんなにも官僚制が悪者にされることは無いでしょうから。

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2003.08.26

経営情報学会研究部会

8月24日、経営情報学会ポスト知識ビジネス研究部会&経営情報学会東海支部地域コミュニティビジネスワークショップに参加してきました。場所は静岡県、みかんの産地として有名な三ケ日です。「持続可能な観光ビジネス」というタイトルでの研究発表を行いました。

静岡方面に行ったのは、約3年ぶりです。行くたびに思うのは、この地域はとても町が明るいなあ、ということです。
陽光、というのでしょうか。光の差しかたがなんとなく違うきがするのです。
24日はちょうど花火大会の日でもあり、研究部会とはいえ、すっかり観光気分にもなってしまいました。

夕食は、浜名湖畔にある本格イタリア料理のお店。メインは湖でとれたマッドクラブのパスタ。これはムスカデあたりがとてもあいそうでしたが、残念ながら車のため、ワインはおあずけ。
帰りは夜の10時を過ぎても、東名が30キロの渋滞でした。

数々のご手配をしていただいた先生方に感謝します。



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2003.08.24

浜松

今は浜松にいます。明日、三ケ日で経営情報学会の研究部会があり、その発表のため、前泊しています。
会社にノートパソコンがあったので、それを借りてモバイルをしています。

驚いたのは,宿泊しているホテルはそう新しくはないのですが,部屋にLANのコネクタがあり、フロントでLANケーブルを貸してくれること。
PCにつなぐと、インターネット(そういえばほんの数年前,インターネットのことを「the net」といっていた時期がありました。ついでにパソコンのことを「パーコン」といっていたのですが、ご存知?)につながるのです。

ウィンドウズって、LANにつなげるときには、端末側でIPの設定をしなくていいのですね。これにも驚きました。

おかげさまで快適なネット環境です。
でもネットであそんでしまい、かえって、明日の発表の準備がすすまなかったりもしますが・・・。

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2003.08.20

新しい観光地の発掘

山形県の小野川温泉と観光地活性化に取り組んで2年がたちました。おかげさまで第三者からも評価されるようになりまして、先日小野川温泉の方が、国土交通省認定の「観光カリスマ」になりました。
小野川温泉自体の入れ込みも上向くようになり、次にはステークホルダーをひろげて行政も加わる形でまちづくり委員会が発足しています。

その活動とは別に、西日本地域で新たに観光地の活性化に取り組み始めています。
どの観光地と提携してすすめていくかは現在模索しているところです。
マーケティング研究者としては、理論が事実に裏づけされていく過程は楽しくもあり、怖くもあります。
一定の成果がでたら、他の観光地に参考にしていただけるよう、また発表したいと思います。
他の観光地を元気付けるような研究、実践になることを心がけるようにしようと思います。

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2003.08.16

なまはげ

秋田県の男鹿半島には、大晦日になまはげの風習がいまだに残っています。鬼の面をつけた2~3人位のなまはげが、夜に各家庭をまわるのです。
「悪い子はねーかー」(秋田弁で)といって、子供は真剣に怖がって押入れなどに隠れているのですが、家にずかずかと入り込みさがしあてます。子供は恐怖で泣きわめくのですが、そういうものなのです。
なまはげは各家庭でお酒を飲んで回っていますので、半分酔っ払っていて、そのため迫力も増すのですが、酒が入りすぎるとさすがに数件で交代します。

と、文章ではなんとなく現実味がありませんが、この現代にこういうことが現実に行われている、ということはにわかに信じられないことのような気もします。

素直に、大事なものだなあ、と感じます。

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2003.08.14

北東北

ごぶさたしてしまいました。本日(14日)まで青森・秋田にいきました。夏休み真っ最中、ということで、観光地はにぎわっていました。
今回のハイライトは、
  八甲田山雪中行軍遭難地を訪問
  男鹿半島真山神社のなまはげ
  酸ヶ湯温泉
となりました。

観光客が観光地を訪問する、という現象をあらためてつぶさに観察すると、いろいろなことがわかり、非常に有意義なフィールドワークになりました。
たとえば、なぜ繁栄する観光地と繁栄しない観光地があるのだろうか。訪問客が多くなることにより観光地の多様性が失われているのではないだろうか。冬が長い東北の宿泊施設の経営上の損益分岐はどのようにさげればよいのだろうか。
 このうちのいくつかは、冬の学会で発表しようと思います。


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2003.08.07

大阪

久しぶりに大阪に行きました。といっても出張だったので、昼はほとんどビルの中ですし、夜も食事をした程度。
しかし最近気が付いたのですが、こんなに情報が氾濫しているのに、東京と大阪の食べ物の違いって、意外に知られていないのではないかとおもいました。

たとえば「はも」(ウナギ目ハモ科)。
 日本の中部以南から朝鮮、東シナ海、黄海、台湾以南、南アフリカ、紅海と広い範囲に分布しているのだそうですが、東京ではほとんど見ません。

 「みずなす」
泉州地域が主な産地で、浅漬けが有名です。これも非常においしい! とてもみずみずしくて、夏にぴったり。
 大阪空港にも売っていました。

 私が知らないだけで、それなりに有名なのでしょうかね。

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